-*-*-*-*-*- エントリー受付期間延長中!!2022年6月26日(日)まで★ -*-*-*-*-*- こんにちは。
じてんしゃ屋フレーシュの藤田 です。
大変お待たせいたしました。
今年もやります「ヤイタカップ」!!
「ヤイタカップ」とは…
矢板市地域おこし協力隊のながちゃんと共催で2018年まで開催していた「YAITAカップ」を前身としたイベントです。
矢板の魅力溢れる土地、道を舞台に多くの方に矢板と自転車を楽しんでいただけるイベントを目指しています。
今回の舞台は昨年に引き続き矢板が誇るヒルクライムの聖地「八方ヶ原」。
その聖地の一部コースでタイム計測を開催します♪
「初めての方」でも、「スピードを出して走らない方」でも、もちろん「レース志向な方」でも、お楽しみいただける計測会イベントとなっております。 今回も各出店ブースがございます。
詳細は以下の通りです。
ぜひ奮ってご参加ください(*^^*)
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
『ヤイタカップ~9th 八方ヶ原登坂5&10~』 《新型コロナウィルス感染症対策にご協力ください》
■大会運営 ・主催…
山の駅たかはら 、
じてんしゃ屋フレーシュ ・協力…
やいたサイクルコミュニケーションズ、 矢板市商工会青年部 ■日時 2022年7月2日(土) 9:00~16:00
(記録会は13:00終了予定)
■会場 山の駅たかはら
(〒329-2502 栃木県矢板市下伊佐野991−3)
※駐車場は誘導員の指示に従い、指定の臨時駐車場をご利用ください
■コース 下記コースのいずれか一方にエントリーすることができます。
《5km部門》 ※初級~中級者向け 県道56号県民の森分岐~学校平分岐 … 約5.6km/平均斜度7.3%
《10km部門》 ※中級~上級者向け 県道56号平野駐車場~学校平分岐 … 約10km/平均斜度6.9%
■募集定員 各カテゴリ合計50名
■参加費 2,200円(税込)
■参加資格 ・中学生以上の健康な男女
・大会前日、当日朝、体温が37.5℃を超えていない方
・タイム計測時以外でマスク着用に協力いただける方
■大会内容 ・個別タイム計測
・表彰式(メイン会場内)
⇒八方ヶ原登坂5…男女別上位3名
⇒八方ヶ原登坂10…男女別上位3名
⇒ラッキー八方賞…1名
・BMC試乗会(メイン会場内)
・ワコーズ洗車講習会(メイン会場内)
・DMTシューズ試着会
・チャリ整え会(メイン会場内)
・大会参加賞プレゼント(参加者全員)
■当日スケジュール 8:00~ 参加者駐車場オープン
9:00~ 開会式・ライダースミーティング
9:20~ スタート地点へ移動
10:10~ 計測開始(20秒間隔)
11:45 計測終了
12:15 表彰式・閉会式
13:00 大会終了
~16:00 各種ブース出店
※当日スケジュールは変更になる場合があります
■新型コロナウィルス感染症対策のお願い ・参加者の皆様は出走中以外、マスク着用を徹底していただきますようお願い致します
・参加者、大会運営スタッフの全ては、大会前日と大会当日朝の体温を測り、いずれかでも《37.5℃》以上の体温がある場合は大会への参加を中止してください
・少しでも体調不良を感じる場合も同様の対応をしていただきますようお願い致します
・大会中のライダースミーティング等では密集を避け、参加者同士間隔を空けて待機していただきますようお願い致します
■申込み方法 ※※※ 5月20日(金)12時から…エントリー受付開始 ※※※ ※お申込みの前に※ 「 notifications@wixevents.com 」からのメールを受信できるよう設定してください。 ・参加費のお支払い方法には「クレジットカード」、「銀行振込」、「フレーシュ店頭支払」の3つからお選びいただけます
・支払い方法に関わらず、大会エントリー期間中にお支払い頂ますようお願い申し上げます
《流れ》
1、こちらのエントリーページにアクセス
⇒
https://www.jitenshayafleche.com/event ↓
2、該当イベントを選択し、「チケット購入」から必要事項を記入しエントリー
↓
3、支払い方法を選択してお支払いください
《クレジットカード支払いの場合》
「クレジットカード/デビットカード」を選択し、必要事項をご記入の上お支払いください
《銀行振込、フレーシュ店頭支払の場合》
「その他」を選択し、送られてくるメールの指示に従ってお支払いください
※お支払い方法のご案内はこちら ⇒ ↓
4、申込み完了メールをご一読ください
⇒「 notifications@wixevents.com 」からメールが届きます。
⇒「銀行振込」、「フレーシュ店頭支払」を選択の方はエントリー受付期間中に参加料のお支払いをお願い致します。
■エントリー期間 2022年5月20日(金)~
6月19日(日) 6月26日(日) ※エントリー期間中に参加料のお支払いがない場合はエントリー完了となりませんのでご注意ください
■補足情報 ※キャンセルご希望の場合※
キャンセルご希望の方は前日までにヤイタカップ実行委員会事務局までご連絡ください。
なお、参加費の払い戻しはできません。ご了承ください。
※天候不良による中止の連絡※
原則、雨天決行となりますが、荒天等イベントを中止する場合がございます。
中止の連絡は当日朝5時までにメールにて告知させていただきます。(参加料の払い戻しはできません。)
◇大会概要/参加される方は必ずご一読ください。
https://drive.google.com/file/d/1Kh_I5xlRuWFp5S8yR4lB90Jj-NMmxoqI/view?usp=sharing ◇イベント規約/
https://drive.google.com/file/d/1osK2JIWKieb46YK7ZOzoUyYle1oDo2rG/view?usp=sharing ◇第9回ルール説明
https://drive.google.com/file/d/1vBq5WHGOWmCY9g8Iekv8ZR4wZkfmkacY/view?usp=sharing ◇パソコンから申し込む場合の画面遷移
https://drive.google.com/file/d/1Hqml-cUFcgtTRvjDB6HxX8kM6M0KPGqX/view?usp=sharing ◇これまでの大会の様子(Youtubeプレイリスト)
VIDEO ◇大会当日のボランティアを若干名募集致します。ご協力いただける方いらっしゃいましたらじてんしゃ屋フレーシュまでお声掛けいただければ幸いです。よろしくお願い致します!
以上
YAITAカップは、矢板市に「地域おこし協力隊」として来ていただいた「ながちゃん」とじてんしゃ屋フレーシュが共催で開催する地域おこしイベントでした。
矢板には、スポーツ自転車初心者の方、中級上級者の方に関わらず、それぞれのレベルに合ったフィールドが揃っています。
そんな自転車で走るには大変魅力的な矢板市をもっと多くのサイクリストに知っていただき、矢板に走りに来ていただこう!という目的の元、2017年~2019年まで開催をしておりました。
恥ずかしながらじてんしゃ屋フレーシュ単独で開催するには力不足であったため、ながちゃんの任期満了とともにフェードアウトしてしまったYAITAカップでしたが、
地元企業や商工会青年部、そして日頃からご協力いただいております矢板市の自転車同好会「やいたサイクルコミュニケーションズ」の皆様のご協力のもと2021年に復活する運びとなりました。
ながちゃんが残してくれたこの大会を今後も可能な限り続けていけるよう努めてまいりたいと思っております。
大会にご参加いただける皆様、大会運営にご協力いただける皆様、
ヤイタカップに関わっていただき、本当にありがとうございます。
そして、ながちゃん、素敵な大会を残してくださり、本当にありがとうございました!
ながちゃんの参戦、心待ちにしております☆
最後になりますが、
拙い運営で大変恐れ入りますが、皆様に少しでも楽しんでいただけるよう引き続き大会準備に努めてまいります。
当日皆様とお会いできることを楽しみにしております!
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ヤイタカップ実行委員会
事務局
じてんしゃ屋フレーシュ 藤田
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じてんしゃ屋フレーシュの藤田 です。
いつも当店をご利用いただきありがとうございますm(_ _)m
本日は連載記事『ブルベ200kmを走るまで』の第12、13週となります。
前回から簡易モードでの掲載になりましたが、さらに隔週更新とさせていただきます!
また、タイトルを「○○回」表記から「○○週」とさせていただきます♪
まだ第1回をご覧になられていない方はこちらを先にご覧いただくことをおすすめ致します。
(
『【連載】「ブルベ200kmを走るまで」第1回(導入)』 )
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《4月29日~5月12日の報告》 -----------
■やったことと所感 ①ローラー台トレーニング ・5/9…32分程度
⇒サドルを別の自転車と入れ替えたのでその様子見。実際に回したのは20分程度。
・5/11…29分程度
⇒サドルの様子見2。少しサドル前後位置を下げました。
(↓サドルを入れ替えました)
②休日サイクリング 久しぶりに当店のサイクリングツアー「フレーシュさいくりんぐ会」を本格復活させました♪
今回のさいくりんぐ会のテーマは「このコロナ禍の中、矢板市にできた新しいお店や場所を巡る」でした。
8名のお客様と密を避けつつ、のんびりと矢板の新しいスポットを巡ってまいりました(*^^*)
ツツジ咲き乱れる長峰公園で美味しいお弁当にたい焼きを食べ、水がはられたばかりの水田を横目に、道路に描かれた青い矢印を追いかけるサイクリング。
締めは地元食材を使用したタルトを頂きましたよ♪
必要な機材はスポーツバイクに限らず、ママチャリや通学自転車でも参加できる会も用意するつもりです!
また来月以降も企画してまいりますので、ぜひ皆様お気軽にご参加ください!
③その他 ・ストレッチ…最近サボリ気味
■食生活 特筆事項なし
■来週までの目標 ・ローラー台とストレッチの習慣維持
■目標までの体感完遂度 ・ブルベ200までの完遂度…70%
■その他事項 ①シマノ105採用の特価自転車をご用意致します。価格は15万円前後を予定。詳細は店頭にて!
②5/25,26は連休とさせていただきます。
③5/29 8:30~、「矢板アローズサイクリングチームの練習会を見学するサイクリング」を実施致します。無料です。
⇒8:30@じてんしゃ屋フレーシュ集合、当日飛び入り参加可能、参加費無料
以上、来週もよろしくお願い致します(*^^*)
じてんしゃ屋フレーシュ 藤田
皆様こんにちは。
じてんしゃ屋フレーシュの藤田 です。
いつも当店をご利用いただきありがとうございます!
本日は久しぶりのインプレでもしてみたいと思います。
今回はこちら!
①シューズ:DMT KRSL ②タイヤ:Panaracer AGILEST TLR 700x25C の2つです。
どちらも従来品からの進化を感じられる商品でした!
それでは早速どうぞー♪
※どちらも自費で購入してますので思ったこと書かせていただきます。ご容赦ください。
■□■□■□■□■□■
①シューズ
「DMT KRSL」 ■□■□■□■□■□■
【商品の概要】 このシューズは、現在世界最強の一人で間違いないあのタデイ・ポガチャル選手が使用するモデルで実績あるモデルです。
アッパーにニット素材を使用したレース向けシューズで、ベルクロやBOAシステムでは無くクラシカルなシューレースを使用したタイプになります。
このアッパーが非常にしなやかで伸び縮みし、タンレスで靴下のように履くことができます。
ソールはレースモデルらしい非常に硬めなカーボンソール。
素材や装備から分かるように非常に軽量に作られていることもこのシューズの特徴です。
KRSLの「SL」はシューレースのSLとスーパーライトのSLかと思います。(藤田予想)
【公式URL】 https://www.mizutanibike.co.jp/products/detail/1549/ 【所感】 《履き心地がすんごい》 このシューズを初めて履いた時、その履き心地とフィット感に驚きました!
アッパーがニットでできていて非常にしなやかで、足を優しく包んでくれます。
タンの無い構造で足首に圧迫感を感じることもありません。
それでいて自転車を漕ぐと、力が逃げることなく非常にパワフルに漕げる事が不思議です。
藤田はこれまでもニット素材のシューズを使用していましたが、それとは全く別物でした。
これまでのシューズはニット素材とはいえ、耐久性や防水性を高めるためか樹脂でニット表面を固めたり、内側に裏地を当ててありました。
そのため結局ニットのしなやかさは損なわれ、エナメルや合皮と比べたら柔らかいかなーという程度でした。
それでもニットになって履きやすいと思っておりましたが…
このシューズでそれはまやかしであったと気付かされました笑
このKRSLも外側に樹脂で固めている領域があったり裏地が当たっている部分もありますが、必要最低限の面積しか無く大半が非常に伸縮性の高いニットです。
そのためこの優しくしなやかでも力強いフィット感を実現できていると思います。
これまでのシューズがジーパンなら、このシューズはタイツです。
履いているというより纏っている?そんな感じ。(伝わらんなぁこれ)
《漕ぎやすさがすんごい》 このシューズは実測210g(片側、付属インソール付き、41.5サイズ)と軽量です。
手に持ってみるとすぐ分かる軽さなのですが、そのおかげか、非常にペダリングが軽快です☆
最初、担当営業さんに「ペダリングが楽になります」と言われていたのですが、半信半疑でした。
しかし履いて走って5秒で理解しました。
こりゃ軽い。
いかに今まで無駄な上下運動を足にさせていたのか、足に謝罪したくなりました。
重いシューズで自転車漕ぐのは非効率的です。
今すぐ軽いシューズに履き替えてください。
レースをやる人はもちろんですが、やらない人だからこそ楽に自転車に乗るために必要だと思います。
(↓これまで履いていたシューズと比較して片側38gの軽量化ですが、これが想像以上に漕ぎ心地と軽快さを向上させています。これは試してもらわないと想像出来ない感覚だと思います。たった36gですが…かなりの違いを感じていただけると思います。(インソール無し))
《調整の幅がすごい》 これはメリットでありデメリットになります。
このKRSLは俗に言う「紐靴」です。
これがちょっと人を選ぶ要因になるかもしれません。
藤田は初めて紐靴タイプのビンディングシューズを履きましたが、最近一般的になったBOAシステムと比較すると、履くのに時間はかかりますね。
しかし、BOAのように一定の力で靴全体を締め上げるのでは無く、紐の張りの強さを足の部位によって細かく調整できるので、痛みが出にくく調整できます。
藤田は日本人らしい甲高でのぺーっとした足なので、通常通り紐を編んでいくと痛みが出る部分があるのですが、その箇所は写真のように紐を逃がすことで調整しています。
これはかつて矢板にお住まいだったヒルクライマーのNさんの靴を参考にさせていただいております。
(↓参考にさせていただいたNさんの靴。目的と手段を見失わず、速く走るために色々工夫されるNさんの型破り具合はいつも勉強させていただいております!ありがとうございます♪)
一方で、良い加減な紐の張り方をするといくらでも足を痛めつける事もできます。しっかり紐の通し方や張りの強さを調整する必要がありそうです。
最初のうちは面倒に感じるかもですが、セッティングが出てしまえばそこまで苦にはならないと思います。
《ソールがくっそ硬い》 ちょっと個人的ネガティブな面も含めてお話させていただきます。
ソールが硬く、側面が足の平を覆うようにせり出しているため非常にペダリングしやすくパワーロスが少なく感じますが…
代わりに歩行するとすぐ足の平が痛くなります💦
なので、自転車を降りて少し散歩したり食べ歩く使い方には向かないと思います。
もともとロードバイク向けビンディングシューズはその傾向が強いですが、このシューズはより一層その傾向が尖っていると感じました。
なので、キャンプツーリングなどに出かける時は残念ですが元々使ってたシューズを使用したいと思います。
その代わり走りに集中したいサイクリングの時はこのKRSL一択ですね👍
ここは走行フィールとトレードオフかと思います。
(↓ソールの端は反り上がっていてお皿のようになっているKRSL。一般的なシューズは靴の下に板のようなソールがくっついているイメージ。)
《耐久性が気になる》 履き心地の点でお話した通り、このシューズは裏地が無かったり、表面を守る樹脂の面積が少なかったりします。
ですので消耗は少し早いかも?と予想します。
また、ソールのかかと部分のヒール?の樹脂も交換できないタイプなので削れてしまうと靴ごと交換になってしまいます。
それについては軽量化とトレードオフなので、本当にレース向けに作られた靴なんだなーと思わされます。
(↓KRSLは裏地が当たる領域も狭い。ソール側は糸を使って縫われているのが見える。)
《まとめ》 ・純粋に早く走るために作られたビンディングシューズ
・しかし履き心地は抜群で、紐の結び方を工夫すれば誰にでもフィットする調整幅の広さを備える
・「レースがメインの方」、「速く走りたい方」、「フィットする靴がなかなか見つからない方」、「どんな靴を買えば良いかわからない方」には強くオススメ
実際購入してみて、ロングライドして出先を少し歩く藤田のスタイルには合わない部分もありますが、
走りに関してはこれまで履いてきた靴の中で間違いなくナンバーワンです!!
また、これまでリピートした靴は「MAVIC ゼリウム」しかありませんでしたが、この靴はもう1足買い足したいシューズになりました♪
願わくば同じアッパーや構造を採用して少しソールを柔らかくしたモデルも欲しいかなーとは思いますが、この軽さとペダリングのし易さも損ないたくは無いので役割分けして使用していきたいと思います!
良い買い物しました(*^^*)
■□■□■□■□■□■
②タイヤ
「Panaracer AGILEST TLR 700x25C」 ■□■□■□■□■□■
(前提条件)
タイヤのインプレには、乗り手の身長・体重、タイヤ空気圧、ホイールの影響が大きく出ます。
参考にしていただくため藤田のスペックを明示しておきます。
・身長…173cm
・体重…63kg
・空気圧…前6.1bar/後6.3bar
・使用ホイール…Campagnolo SHAMAL CARBON
【商品の概要】 国産メーカーPanaracerが開発した新世代対応の新設計タイヤシリーズ「AGILEST」。
その中でチューブレスでの使用に対応したチューブレスレディタイヤです。
AGILESTシリーズはオールラウンドな性能を目指しつつも、それぞれのカテゴリに合わせて性能を特化させたモデルも用意があります。
・バランスの良い…無印
・軽量特化、耐パンク性能は低い…LIGHT
・耐パンク性能重視…DURO
・チューブレス対応…TLR
その他チューブラーモデルもラインナップがあります。
【公式URL】 https://panaracer.com/sp-content/agilest/ 【所感】 《かるーく走る!》 AGILEST(=「最も俊敏な」)という商品名に恥じる事ない非常に転がり抵抗が低く感じます。
実際の抵抗値値は分からないのですが、前まで取り付けていた「Schwalbe PRO ONE 700x25C TLE」と比較しそのように感じました。
PRO ONEも非常に良いタイヤで、全てにおいてバランス良く気に入っていたタイヤのひとつでした。
しかしそれと比較してもちょっと次元の違う軽さに感じます。
惰性で走っている時に速度が落ちていく気配がしません。
新開発された「ZSG AGILE Compound」の性能の高さはもちろん、このAGILEST TLRが非常に軽量に仕上がっていることが影響していると思います。
PRO ONEがカタログスペックで265gであることに対してAGILEST TLRは220gと45g軽量です。
前後で100g近くの軽量化ができ、しかもタイヤ外周部という走りに影響を与えやすい部分の軽量化になります。
非常に違いを体感し易いタイヤだと感じました。
《乗り心地はそこそこ》 ここは好みが分かれるところかと思いますが、乗り心地はそこそこと感じました。
チューブレスならこのくらいは欲しいよね、というラインの少し上あたりにいる印象です。
今回25cの幅を選択しましたが、少し硬いというか、ダイレクトに感じます。
ただ、これはレースする場合には路面状況が把握しやすいというメリットにもなります。
個人的にはネット上でどなたかが発言されていた通り、乗り心地を重視させるなら28cを選択してみるのも面白いかと思います。
また、少し荒れた路面を高速で走ると荒れた路面の表層を跳ねるように走り抜けられる感覚もしたので、高速走行をターゲットに設計されたタイヤであるとも感じました。
《挙動が素直でグリップ力もある》 以前のパナレーサータイヤはハンドリングに特徴がありました。
それはタイヤ断面を三角形のような形状にし、先端を尖らせることで直進走行時は接地面積を減らし、コーナリング時は逆に接地面積を増やす効果を狙っての事でした。
そのせいで、直進時にふらつきやすかったり、直線からコーナーに入る際に少しクセがあったように感じます。
今回、AGILESTへと進化したのを機にその特徴的な断面が廃止され、オーソドックスな丸断面になりました。
そのおかげで直進からコーナリングへの挙動が素直になり、スムーズに移行できるようになりました。
またグリップ力も非常に高く感じます。
藤田は過去に濡れた路面で車体を倒しすぎ、転倒して骨折した経験があり、車体を傾けることに若干トラウマがあるのですが、このタイヤはそれを忘れさせてくれるくらいの安定感がありました。
体をいつもより傾けて曲がりたくなるタイヤでした。
(↓タイヤトレッド面。パターンは無いスリックタイプですが、ドライ路面では滑る感じはしません。自転車の場合、タイヤ幅が狭いのでトレッドパターンの有無はメーカー毎に考え方があるそうです。丸いぽっちは整形不良ではなく、摩耗インジケーターで、これが見えなくなったら摩耗が進んだ証拠なので交換が必要になります。)
《コスパが高い》 昨今、原材料費の高騰などもあり、タイヤの値上がりもすごいです。
各ブランドのハイエンドチューブレスタイヤが1本1万円を超える事も珍しくない中、この性能で7,370円というのはかなりコスパ高いと思います。
《取り付けの難しさ…普通》 タイヤを評価する上で忘れてはいけないのは整備性の良さ、取り外しのしやすさです。
世の中には、アマチュアの方には取り付けるだけで1日仕事になってしまうタイヤなんかもあります。
ホイールとの相性やその方のUDE(腕)もあるので一概に評価するのはむずかしいのですがーー
藤田の完全主観でみると、このタイヤの取り付けやすさは…
・タイヤ全体から見たら…普通
・チューブレスタイヤの中で見たら…比較的簡単
という評価になります。
ちなみに参考指標は下記の通りです。(取り付けるホイールにも寄ります)
・Pirelli P Zero velo 4s(tubed)…ホイール問わず超絶簡単/ガバガバ
・Panaracer パセラジャケット(tubed)…クソ硬い/ピッチピチ
・IRC アスピーテRBCC(tubed)…硬め
・Vittoria コルサ(tubed)…普通(柔らかいけど寸法キツめ)
《耐久性が気になる》 ネット上では「すぐパンクする」なんて酷評も見かけるAGILEST。
ただ、このTLRを使用している感じではあまり気になりません。
AACR時に何度か「プン!」みたいなサイドカットしそうな音を出して石を弾くことが度々ありましたが特にパンクする事も無く、先日のサイクリングで砂利道にも突っ込みましたが無事でした。
AGILEST「Light」については触った感じペラッペラですので簡単にパンクすると思います。
でもあのタイヤは軽量重視。耐久性度返しなので仕方なし。ヒルクライム用の一発屋みたいな感じなのでそういうタイヤと割り切った方が良いと思います。
「DURO」については、その耐久性を、当店で特に月間乗車距離の長いお客さまにご使用いただいて確認中です。
ご協力ありがとうございます🙇
あとは、ヒビ割れがどれくらいで発生するかが気になりますが、発売されて日が浅いので、これはもう少し日が経たないと判断できないですね。
《まとめ》 AGILEST TLRについて
・誰にでもオススメできるタイヤ
⇒レースやる人もロングライドする人も得られる恩恵がある
・チューブレスなのである程度自転車の事を知っている人向け
・コスパ高い
AGILEST全般について
・コスパ高い
・耐久性は要観察
・エントリーグレードタイヤからの初めてのアップグレードに最適
・Lightはシチュエーションが限られる
・DUROは安定
・前後輪別モデルにすると面白いと思う(昔のPanaracerで流行った)
⇒前輪Lightもしくは無印、後輪DURO
以上、いかがだったでしょうか?
久しぶりに自然と長文になってしまう商品に出会えました♪
長文で大変失礼しました。ここまでお付き合いありがとうございました。
思ったことを素直に書かせていただきました。
どちらもシューズの進化、タイヤの進化を感じさせてくれる良い商品でした。
ロードバイクのディスクブレーキ化の波のような業界が作った思惑溢れまくりんぐな人工的な進化とは違う、メーカーが「"純粋に"今までより良い商品を目指した」自然な進化を感じる事が出来ました😭
店頭に現物ございますので気になる方はぜひお気軽にご来店いただき、実物を見て触って頂ければと思います!
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
じてんしゃ屋フレーシュ 藤田