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じてんしゃ屋フレーシュのブログ

栃木県矢板市から自転車の楽しさをお伝えしたい!県北地域を中心に活動するそんな自転車屋のブログです。

【連載】手組みホイールを組んでみる【第2回】

皆様こんにちは。
じてんしゃ屋フレーシュの藤田です。

今回は連載記事「手組みホイールを組んでみる」の2回目となります。
間がかなり空いてしまいました💦

第一回をまだご覧になっていない方はご一読よろしくお願い致します。
『【新連載】手組みホイールを組んでみる【第1回】』
http://fleche2017.blog.fc2.com/blog-entry-236.html


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さて、今回は前回までの「ざっくりとこんな感じにしたいなー」からもう少し具体的にどんな商品で求める性能を引き出していくか。
その部品構成や組み上げ方を整理していきたいと思います。

◆前回で決まったこと・決めたこと
《基本設計?》
・ハブ…折角手組みするので手組でしか選べないような特徴のあるハブ
・スポーク…軽量で剛性のあるもの
 ⇒重量軽減と軽快感を出すため
・リム…アルミリムでリムハイトは高すぎないもの
 ⇒今回はエアロ効果はマストではない上、費用を軽減したいため
・ニップル…アルミニップル
 ⇒軽量さとカラーバリエーションの豊富さから
・スポークパターン・スポーク長、配色等について
 ⇒詳細設計で検討

と、偉そうに書くのですが、前回お伝えした通り藤田は手組みホイールを組んだの経験は多数ありますがオーソドックスな手組みの経験しかなく…。
更に恥ずかしながら自分で組んだホイールを使い倒した経験がありません。経験値不足が否めません。

そこで逆に(?)、今回のこの企画そのものを勉強の機会にさせていただきます!
そんなわけで今回は経験豊富なオーソドックスな構成でホイールを組んで、その使用感を確認。
しばらく経ったら構成する部品を一部交換して再度使用するというトライアンドエラー方式で進めていきたいと思います👍
(ネタ的にもそっちのほうが長く擦れそうなので笑)


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では理由付けが済んだ所で、皆様お待ちかね。
前回の基本設計を元に選定した部品と予定構成をご紹介します。

《ハブ》
・ONYX Vesper ROAD/GRAVEL DISC

IMG_9183.jpg IMG_9184.jpg

 非常に特徴的な構造を持つハブメーカーです。
 特に特徴的なのがフリーボディ周り。通常のフリーボディが持つラチェットシステムとは異なり、ワンウェイなスプラグクラッチを採用しているため踏み込むと即座に駆動が伝わります。そしてフリー回転時にはフリーボディとハブシェルがほぼ完全に分離するためホイール特有のラチェット音が"しません"。(車輪を空転させたときに鳴る「チチチチ」という音。)
 ペダリングの駆動力がホイールに伝わる際にラグが無いことからBMXやMTBの分野で人気があります。
 重量は軽量なハブと比較すると少し重めですが、手組みホイールならではのメーカーかと思います♪
 カラーバリエーションも多く、月ごとの限定カラーもあります。アメリカでの受注生産なので納期は5ヶ月程度ですが、所有欲を満たしてくれるハブです。

 (日本語商品ページ) https://www.mizutanibike.co.jp/brand/onyx/
 (紹介動画) https://youtu.be/en1HhxKwdJo?si=rZi_RxVNMhykMp-P


《スポーク》
・SAPIM CX-RAY

今回、手組み感を出したいので2色のスポークで組みます。左:黒、右:シルバー。もちろん重量は変わりません。
IMG_9274.jpg IMG_9275.jpg

 手組み用のスポークと言ったら誰でも一度は聞いたことがあるであろう定番の高性能スポークです。
 非常に堅牢でありながらエアロ形状で軽量なスポークです。
 ど定番だからこそ一度は使用しなければという事で今回はこちらのスポークを使用したいと思います。

 (商品ページ) https://www.trisports.jp/products/5359/

(参考)
左:一般的な自転車に使われているスポーク、右:通学自転車用の頑丈スポーク
IMG_9273.jpg IMG_9272.jpg


《スポークパターン》
・前…3クロス、逆イタリアン組み
・後…3クロス、JIS組み


 スポークパターンは、スポークの組み込み方。模様の様式です。
 ホイールを横から眺めると整然と並ぶスポークが見えると思います。一見同じに見える自転車のホイールですが、実はこのスポークパターン/組み方はホイールの性能を特徴付けるのに非常に重要な要素です。
 特殊なスポークパターンで一番有名なのはCampagnoloの「G3スポーキング」ではないでしょうか?間隔の空いたスポークの並び。左右で本数の異なるパターンはCampagnoloホイールの代名詞ですね。特徴的で店主も好きです。自転車の反対側にあるものを取りやすいのも◯。他にはMAVICのイソパルスも有名ですね。モランボン組も目を惹きます。
 今回採用するスポークパターンの詳細は割愛しますが、ディスクブレーキを採用するホイールを組み上げる際では一般的な組み方になります。
 守破離。まずは定番の組み方を試します。

(参考)
左:2クロス逆イタリアン(4本組、4本取)、右:Campagnolo G3スポーキング
IMG_9305.jpg IMG_9306.jpg


《リム》
・TNI AL22W (TL/WO) ディスクブレーキ用 アシンメトリック

IMG_9234.jpg IMG_9235.jpg

 これまた手組みホイールの定番リムです。
 軽量で安価。使用者の多いリムです。
 今回はより多くの方に手組みホイールに興味を持っていただけるように費用的にも抑えたいのでリムについてはこちらを採用します。
 リム高も低いのでエアロ効果は望めませんが、漕ぎ出しの軽快さや坂道での軽快さに期待できます♪
 費用に余裕があれば「DTswiss RR421 db Asymmetric」なんかも軽量で質感高いのでおすすめです。
 ちなみに、「アシンメトリック」と書いてありますが、リムの断面が左右対称では無い物に付きます。非対称にすることでスポークに掛かるテンションを均一化する効果が得られます。

 (商品ページ) https://www.trisports.jp/products/6584/

なぜか同じリムなのに重量差が20gも!重い方を前輪に、軽い方を後輪に使います。


《ニップル》
・DTswiss アルミニップル

写真は片輪分のニップル(28個)。
IMG_9303.jpg

 スポークとリムを繋ぎ止める重要なパーツです。性能よりはデザイン性が重要視されがちです。
 アルミニップルは色々な色から選べますが、今回は控えめにシルバーです。
 アルミの他に、ブラス(真鍮)が一般的です。レアですがチタンニップルもあるそうです。
 少しでも軽量化したいのと、ロードバイクでの使用ということ、しばらくしたら部品構成を変更して組み直すことを考えてアルミニップルにしました。
 色々なメーカーのニップルがありますが、DTswissのニップルは面取りが綺麗でなめにくいという情報があったのでこちらにしました。

 ニップルは直接リムに組み付けず、ニップルワッシャーを間に付けると良いそうですが、今回は在庫がなかったのと必須ではないのでワッシャー無しで組んでいこうと思います。

 ちなみにニップルは日本語直訳で「乳首」という意味です。

 (商品ページ) https://www.dtswiss.com/ja/components/spokes-and-nipples/nipples/dt-standard


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というわけで今回はこの組み合わせで進めたいと思います♪

次回は実際に組み上げての回になります。
(実はもう組み上がっています💦)
お楽しみに!!

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【臨時休業のお知らせ】
2023/10/23~27は終日臨時休業いたします。
お客様には大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
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じてんしゃ屋フレーシュ
藤田
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