皆さまこんにちは。
じてんしゃ屋フレーシュの藤田です。
3/15(水)は臨時休業をいただきまして、東京へ「GUSTO」の展示会に行って来ましたのでその模様をお伝え致します。
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【3.15】GUSTO展示会-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆GUSTOとは-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
もう皆さまご存知かとは思いますが、「GUSTO(グスト)」は台湾の超コスパバイクメーカーです。
プロがレースで使用するレベルの自転車を他社の追随を許さない圧倒的コストパフォーマンスで展開しています。
一例を挙げると、
・新型 ULTEGRA Di2搭載
・フルカーボンフレーム
・カーボンディープリム
を採用したロードバイクが…
某B社は約100万円なのに対し、
GUSTOは60万円を切る価格で販売しています!
もちろんフレームやホイールは同じ物では無いので一概に比べられませんが、それでも恐るべき価格設定です。
それでいて物が悪いわけでも無く、寧ろ店主体感では丁寧に製造されていると感じるメーカーです。
では、なぜこんな価格設定が実現出来ているのか…その理由が気になる方はぜひフレーシュにご来店ください笑
この場では書ききれない所もあります故。
ま、簡単に行ってしまえばGUSTOと日本のGUSTO輸入元社長の努力賜物です!
◆新型モデル「DURO EVO」-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
そんなGUSTOから待望のニューモデルが発表されました。
(GUSTOはコストカットの鬼なので、モデルチェンジの間隔が少し長めな上、新型車の発表も稀です)
「DURO」というモデルは過去にエンデュランスロードという、快適性を重視したモデルで販売されていました。
そこに「EVO」がくっついた事でどうなったかというと、

なんかめっちゃゴツくなりました(笑)
そしてエアロロードバイクになりました。
エアロロードは空力を意識したロードバイクで、走行時自転車が受ける空気抵抗を減らすことで楽に速く走れるように設計されています。
新型の「DURO EVO」は、カーボンには東レのT1000と言われる高剛性カーボンを使用しつつもGUSTOの自転車で快適性、軽量性を向上させるために度々使用されている「INNEGRA」と呼ばれる素材を併用することで快適性を保ちつつ空力的にも優位に立てるよう設計されているそうです。
今回試乗することはできませんでしたが、
ケーブル類がすべて内装化されたことでスッキリした見た目でありながら、ゴツゴツとしたたくましいデザインを実際に見ることができました!
これ実物で見ると本当に自転車かな?って思うほどゴツくてインパクトあります♪

しかもそれを相変わらずのGUSTO価格。
・電動アルテグラ採用モデル…592,000円~
・電動105採用モデル…399,000円~すごいの一言💦コンポ代だけでも良いお値段しますから、フレームはオマケみたいになっちゃってます💦
人気出るでしょうねー。
納期は現時点で2023年6月以降となっております。
気になる方はお早めにご注文いただくが吉○かと思います!ご来店、お待ちしております☆
⇒
「DURO EVO」の詳細はこちら◆継続モデル「Ranger EVO DB」-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
こちらも人気の「Ranger」シリーズ。
オーソドックスなシルエットで幅広いユーザーに適応できるジオメトリーです。
レースにも、ヒルクライムにも、ロングライドにもご使用いただける自転車です。

新型電動アルテグラを採用して60万円を切る価格からラインナップがあります。
そして今回新型電動105を採用した完成車がラインナップされました。
なんと税込定価379,000円~。
いやぁ、やばいですね。
もう他社の追随を本当に一切許さない価格設定です。
電動化することで価格が釣り上がってしまった「105」グレードですが、GUSTOはこれまでの105グレードに相応しい価格帯を維持してくれていると思います。
納期は105Di2グレードで2023年春頃。
アルテグラDi2グレードで2023年夏頃の予定です。
こちらも気になる方はぜひお早めにお声掛けください!
⇒
「Ranger EVO」の詳細はこちら◆その他-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
今回展示会に展示はありませんでしたが、
GUSTOには「COBRA」シリーズと呼ばれるこちらも恐るべき価格設定の自転車がラインナップされています。
価格は税込198,000円で機械式105(11速)を採用したモデルもあります!
こちらは当店にも在庫で入荷予定です。

いかがでしたでしょうか?
なんか今回の展示会だけ、コロナ禍以前の世界のような価格でなんかタイムスリップしたような気分でした(笑)
なかなか自転車選びが難しい時期が続きますが、ぜひ「GUSTO」を候補にしてみてはいかがでしょうか?
比較的納期も早く、コスパも高い!
コロナ禍、アフターコロナ最有力候補だと店主は思います♪皆様からのお問合せ、ご来店、ご注文を心よりお待ちしております。
じてんしゃ屋フレーシュ
藤田
みなさまこんにちは。
じてんしゃ屋フレーシュの藤田です。
ご報告が遅くなりましたが本日は、先月末に出かけてきました「ライトウェイ」さんの展示会の模様とその翌日に出かけてきた三浦半島サイクリングの様子を簡単にご紹介させていただきます。
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【2.22】ライトウェイプロダクツジャパン展示会-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
ライトウェイさんはFELTやGTなどの完成車ブランドをはじめ、BBBやKCNCなどのアクセサリパーツメーカーを数多く取り扱いしている問屋さんです。
にゃんにゃんな日にそんなライトウェイさんのミニ展示会が東京・北千住で開催されましたので出席してまいりました。
ライトウェイさんの自社完成車ブランド「RITEWAY」でネコのイラストがあしらわれた自転車があったことを、「にゃんにゃん」と文字入力しているところで思い出しました。
ではでは気になったブランドを順不同でご紹介致します。
▶FELT & GT(完成車ブランド)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
私自身、初めて購入したロードバイクは「FELT」。
初めて購入したグラベルロードバイクは「GT」でした。
どちらのブランドも割りと
お手頃なお値段で高性能な自転車を多くラインナップされているので、何か新しい事(車種)を初める時はお世話になりっぱなしです。
今回は展示はありませんでしたが自社ブランドである「RITEWAY」も高コスパなアーバンテイストバイクを数多くラインナップされていますね。
▶BBB(アクセサリ全般)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
とにかくなんでもラインナップがあるBBB。しかもコスパの高い製品が多いです♪
とりわけ
ブレーキ関連パーツには店主も信頼を寄せています。リムブレーキシューやディスクローターは当店でも人気の商品となっています。
そんなBBBの製品の中で今回ご紹介したいのはこちら。
ディスクブレーキのブレーキパッドなのですが、パッド部分と放熱フィンの部分を別体にした製品です。
メーカー純正品では、放熱フィンとパッドが一体となっておりパッドが削れた際にはもちろんまとめて廃棄です。
一方でこちらの製品は、パッドが摩耗した際にはパッド部分だけ交換することができます!
パッド部分は安価に補修部品が出ているのでレーサーの方やロングライドを頻繁にされる方にとっては経済的にパッド交換ができます。
ありそうで無かったアイデアパーツですね。
▶CAMELBAK(ボトル)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
逆止弁の飲み口でおなじみのCAMELBAK(キャメルバック)ですが、
総代理店がモ○ベルさん→ライトウェイさんに変わったそうで今までに取り扱いのなかった製品も一気に追加されました。
その中で気になったのはこのアウトドアボトル。(写真左)

自転車用ボトルケージにフィットする金属製の保温ボトルです。
スペックを見ると…
低温・高温両対応でそれぞれ24時間(低温)、10時間(高温)の保温能力があります。
計測方法はメーカーごとに異なるかとは思いますが、ここまでの長時間保温は他メーカーではなかなか無いです。
自転車だけでなく、キャンプや登山にも重宝しそうなボトルですね。
店主も1本購入してみようと思います。
デフォルトの飲み口はがぶ飲みできる幅広口で洗浄も楽そう。
ただし熱い飲み物を飲むときは注意が必要そうです💦
▶SERFAS(アクセサリ全般)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
BBBと同じく様々なアクセサリパーツを取り揃えるSERFAS(サーファス)のライトがモデルチェンジしました。
・充電端子がUSB type-Cに変更
・明るさが強化
・付属マウントの低床化
が主な変更点です。
この製品も他社と比べると
比較的安価で満足度の高い製品です。
最近、良い感じのライトが色々なメーカーから販売されていてどれを店頭常時在庫品にするか悩む今日このごろです。
2023年はライト豊作年と言っても過言ではないでしょう。
▶KCNC(アクセサリ全般)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
アルミ削り出しの軽量パーツで名を馳せる台湾メーカーKCNC。
KCNCらしさ光るディスクブレーキローターのサンプルを見ることができました。
大胆に削り出されたインナー、アウターローターは見た目通り非常に軽量!

それでいて
ガッチリしており、触らせていただいた感じ、この手の軽量パーツに良くある華奢な感じはしませんでした。
細かいところまでシッカリ造られており物欲そそるアイテムでした。
在庫しようと思いましたがまだ国内には入荷してきていないようで販売開始が楽しみです。
▶その他-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
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【2.23】三浦半島サイクリング-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
展示会翌日。
東京に住んでいた頃良く走りに来ていた三浦半島を久しぶりに走りたいと思い、三浦半島・久里浜のカラオケボックスと公園の駐車場で一泊して朝から自転車で走ってみました。(一泊というより時間潰し💦)
◆スタート…9:00朝9時。前日のうちに移動しておいた久里浜の公園にある駐車場をスタートです。

スタートしてすぐの感想→温かい。
Garminの温度計ではそんなに気温が高いわけではないのですが、風が温かい。
海沿いのせいか湿度が高いのかもしれません。
◆河津桜を見にそういえば河津桜の季節だった気がするので、以前東京の知人友人と訪れた名所に向かいます。
もう10年以上前のことでうろ覚えでしたが、記憶を頼りにペダルを漕ぐと…ありました。
桜並木です。

京急の線路沿いにある桜並木で赤みの強い河津桜と黄色い菜の花のコントラストが非常に映えるスポットです。
ちょうど桜まつりのタイミングだったようで、多くの方が最寄りの駅から歩いてこの並木道を訪れていました。
私も通行の邪魔にならないよう気をつけながら写真を撮らせていただきました。
スタートしてからまだ10kmも走っていませんが、すでに海岸線の道も走り、河津桜も見れたということで8割がた満足です笑
◆三崎へとはいえ折角来たのでもう少し三浦半島を見て回りたいと思います。

ここからは半島南側の割りと何もない道です。
三浦海岸から南はアップダウンのある半島らしいコースプロフィールで、かつて私の好きなコースでした。
渓谷など細かい上りと下りがあるコースが好みなのですが、この三浦半島南部はまさに好みのそれ。
脚がコースを覚えているのか、ご存知の通り大して自転車に乗っていない割に脚が回ります。
久しぶりのホームコースに新鮮さと懐かしさを感じながら楽しく三浦半島南端の三崎まで走ることができました。
◆城ヶ島に初上陸今回は時間にも余裕があるということで初めて三崎にある対岸になる小島、城ヶ島へ。
東京在住の頃は時間に余裕もなかったので立ち寄らなかった城ヶ島ですが、折角なのでこの城ヶ島大橋で渡ってみました。

島内には島の1/3を占めそうな城ヶ島公園や各種ジオスポット、レストランなどがあります。
造船工場や水産技術センターなんかもあるようで意外と見所がある(失礼)島でした。
かつては砲台が築かれ海軍の要塞の一角を担う島だったようです。
現在は約450名の方がお住まいのようです。
城ヶ島公園を軽く歩いてみましたが、祝日とあって子連れのご家族やアベック(死語)が原っぱで日向ぼっこしていたりと非常に和やかな場所でした。
園内に吹く海からの風は強さはありましたが温かく、矢板・高原山からのおろし風とは違って優しい心地よさがありました。
◆東京からのヒルクライム練習はここ「湘南国際村」三崎を後にし、今回訪ねたかったもうひとつのスポット。湘南国際村へ。
湘南国際村は三浦半島中央西部・葉山町と横須賀市にまたがる多目的区画地域で、矢板でいうコリーナ矢板をでっかくしたような場所。
住宅地のほか宿泊施設、大学などもあり、国際会議にも対応する施設もあります。
サイクリストにとっては海抜ゼロ海から190m付近まで駆け上がる坂道がある、都心部から比較的アクセスの良いヒルクライム練習場所でもあります。
国道134号からコースに入り、トンネルを抜けると初っ端から8%の坂が出迎えてくれます。その後消防署の前を超えると斜度も10%を超えよりパンチのある坂となります。
沿道のおしゃれなカフェでお茶をする方々を横目に息を切らしながら湘南国際村センターへのT字路へ差し掛かると斜度も落ち着き、山を登る海風と相模湾の眺望がここまでのヒルクライムへのご褒美と言わんばかりに現れます。
ここで脚を着く方も多いですが、今回はその景色は後に取って置き一先ず頂上を目指します。
頂上までの距離は約3.3km。矢板にお住まいの方からしたら短い距離ですが、非常に満足度の高いヒルクライムでした。
下山時に先程おあずけした眺望へ。
この日は残念ながら富士山と思しき山体は霞んでおり、それが日本一の山と判別するには少し心許ない影に見えました。

2015年以前はヒルクライム大会参加前には良くここを訪れ、帰る道すがら鎌倉に立ち寄り「茶房雲母」で白玉あんみつを食べるのがルーティンでした。
茶房雲母さんの白玉は、「雲母の白玉かそれ以外か」に大別できるほど特徴的な白玉で、いつまでも口の中で転がしていたくなる白玉で絶品です。
これまでにあれに並ぶ白玉に出会ったことはありません。
一度行儀が悪いと自覚しながらも口に白玉を入れたままお店を出たこともあります。それくらい個人的に気に入っている白玉です。
今回も立ち寄りたい思いはありましたが、名店故平日でも行列しており、今日は祝日。時間も遅くなってしまったので立ち寄りたい思いを口の中で転がしながら今回は帰路に着くことにします。

(参考写真)茶房雲母 白玉フルーツクリームあんみつ
◆おわりというわけで久しぶりに三浦半島を堪能してまいりました。
三崎→葉山(→鎌倉)は時間帯によっては道路が混みますが、比較的スムーズにサイクリングできるコースですし、最近はブルーアローなんかも敷かれていますので初めての方にも走りやすいコースかと思います。
ご興味ある方はぜひ一度訪ねてみてはいかがでしょうか?
今回グルメ成分は少なめだったので、私もまたそのあたりも補完したサイクリングに再訪したいと思います。
美味しい海産物をいただける定食屋などもありますので、次回はそちらにも立ち寄りたいですね。

じてんしゃ屋フレーシュ
藤田
皆様こんばんは。
じてんしゃ屋フレーシュの藤田です。
先週1月24、25日の名古屋展示会郡のお話も今回が最終回!
最後までお付き合いいただければ幸いです。
前編、中編もありますので、まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたらそちらもぜひ合わせて御覧ください。
【前編】
http://fleche2017.blog.fc2.com/blog-entry-227.html【中編】
http://fleche2017.blog.fc2.com/blog-entry-228.html-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
名古屋展示会記2023【後編】-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆PRインターナショナルSCHWALBEやORTLIEBなど唯一無二な製品を製造するメーカーを数多く抱えていらっしゃるのがこちらのPRインターナショナルさん。
レース系パーツも多く取り扱っていますが、どちらかというとツーリングやファンライドで使用できる便利なアクセサリが中心です。
店主は自転車業界に入る前の学生時代からキャンプツーリングなどで自転車にキャリアを取り付けたりバッグを背負ったりしており、その頃からPRインターナショナルさん取り扱いのブランドには大変お世話になっております。
▶ORTLIEB(バッグ)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
完全防水のバッグを数多く手掛けるブランドが「ORTLIEB(オルトリーブ)」です。
『ORTLIEBといえば完全防水、完全防水といえばORTLIEBです。』今日はこれだけでも覚えて帰ってください。
ORTLIEBは
耐水圧100,000mmの薄く折り曲げにも強い防水生地をHFWと呼ばれる高周波溶着させて縫い目の無いバッグを製造しています。
耐水圧はキャンプで使うテントがだいたい500~2,000mmくらいなので、ORTLIEBの生地はすごい耐水圧です。
それでいて他社と比較して軽量で、自転車に取り付ける製品はもちろん、キャンプなどアウトドアで使用できる製品も多くラインナップしています。

昨今流行りをみせる「バイクパッキング」と呼ばれる、ロードバイクなどを積載マシマシにするスタイルに対応するための製品郡もORTLIEBでは一式揃っています。バイクパッキングによってキャンプツーリングやアドベンチャーライドでの対応力を拡げてくれます。
店主
藤田もORTLIEBのバイクパッキング用サドルバッグ「シートパック 16.5L」を昨年より使用してキャンプツーリングに出かけています。最初は安価な他社製品を2つほど使っていたのですが、生地が厚く重たくなる割に外寸が同じくらいでも容積が少なくなりがちで物が入り切らなかったのに対し、
ORTLIEBの製品は生地が軽く薄くそして頑丈なので内容物の制限がだいぶなくなりました。やはり使うならケチらずORTLIEBですね💦

↓ORTLIEBのサドルバッグで出掛けたキャンプツーリングの模様
パニアバッグをメインで使う方向けのキャリアもいつの間にか販売されていました。
ワンタッチで着脱できるキャリアで、輪行時や洗車の時にスマートに3クリックでキャリアを外すことができます。実は学生時代にキャンプツーリングをよくやっていた頃、輪行の際にキャリアが邪魔だなーと思っておりました。
キャリアを付けっぱなしだと輪行袋に入らないし、外そうと思うとネジを1本1本緩めなければいけなく、手間だったんですよね…。当時こんなキャリアがあれば。本当、年々便利になっていきますね!
こちらも当店在庫品として並ぶ予定です。
▶KINETIXX(グローブ)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
工業から軍隊、警察など幅広い分野に顧客を持つドイツの老舗グローブ専業メーカー「KINETIXX(キネティックス)」。
本年度より新たに取り扱いがスタートしました。まずは冬用グローブの予約がスタートしています。
「GORE‑TEX」を採用した本格防水防寒グローブがフラッグシップモデルで、防水性を備えない「GORE‑TEX INFINIUM」を採用したグローブがセカンドグレードとしてラインナップされています。それ以降にも多くの製品ラインナップが続きます。
試着してみるとどのモデルも非常にしなやかなつけ心地で好印象でした。
個人的にはGORE‑TEX INFINIUMを採用したモデル「ローリン」が非常にしなやかで温かく気に入りました♪
▶SCHWALBE(タイヤ、チューブ、他)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
他社には無いタイヤサイズや製品を多くラインナップし、特にチューブラインナップの多さに青と銀のパッケージのチューブに一度はお世話になった方も多いでしょう「SCHWALBE(シュワルベ)」。「SCHWALBE ONE」というロードバイク向けタイヤの優等生ぶりは店主も気に入っています。

そんなSCHWALBEからぜひご紹介したい商品は2つ。
まず1つ目は「エアロザン」。自転車のチューブです。
自転車のチューブはブチルゴムとラテックスが主でした。それぞれいいとこ悪いとこがあるわけですが、そこに両方のいいとこ取りみたいなポリウレタンチューブが最近登場しました。エアロザンはそんなポリウレタンチューブです。
非常に軽量でパンクにも強く、乗り心地も良い。パンク修理も簡単。そんなフレコミがポリウレタンチューブです。(もちろん注意点もあるよ。)
他社が先行してすでに販売しているとはいえ、まだ新しい商品で
藤田も全てを理解しているわけではないのですが、当店お客様にもオススメできる方がいらっしゃるかと思います。
気になる方はぜひお気軽にお声掛けください。
藤田でよろしければお客様の使用方法に合うか合わないかご相談に乗らせていただきます。
2つ目は「石鹸とブラシ」。
なんでタイヤブランドが石鹸とブラシ?そう思いますよね。私も今この記事を書きながらそう思ってます。ちゃんと展示会で聞いてくれば良かったとも…(こーゆー事あるので展示会出るの下手っぴだなーと痛感します)。

さて、皆様自転車の洗車にはどのような洗剤をお使いでしょうか?
栃木県北では某油屋さんのご指導の元食器洗い用の中性洗剤をお使いの方も多いかと思いますが、環境に優しく、必要最低限の洗剤で済ませられるというコンセプト?がこちらの商品のようです。
石鹸は天然成分のみで製造されつつも高い洗浄力を。ブラシは非常に軽量で洗いやすく、毛先も柔らかくてフレームを傷つけにくそうです。
石鹸ケースは水切りのための穴が空いていたりと気が利いています。
かなりロマンな製品ですが、水を使って洗える環境の方でしたらオススメかもです。
ドイツ人美女のメーカー商品紹介動画置いておくので、藤田の展示会下手は石鹸と一緒に水に流してください。
▶busch+muller(ライト、他)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
「busch+muller(ブッシュアンドミューラー)」は、一般的なスポーツバイクやE-バイクにも使用できる様々なライトやアクセサリーを製造している、やっぱりドイツのメーカーです。
今回はそんなbusch+mullerのミラーをピックアップ。
スポーツ自転車に乗るときでもやはり後方確認できるミラーがあると便利なのですが、意外と奥が深く、当店でオススメできる商品は某猫目さんのミラー一択でした。
そこに一気に多数の刺客を送り込んでくれたのがこのbusch+mullerです。
ドイツ製品って、作りはしっかりしているのですがスマートさに欠ける事が多く、野暮ったい見た目になることが多いのですが
busch+mullerは比較的スマートでこちらの求める機能をしっかり備えてくれていました。今までbusch+mullerのミラーはアウトオブ眼中だったのですが見直しました。失礼致しました!
鏡はしっかりガラス製で像に歪みがなく、ミラーのサイズも猫目さんの物と比べると一回り大きくかといって邪魔になるサイズでもありません。
マウント部から伸びるアームの長さも必要最低限で非常にスマート。自転車の見た目を崩しにくい製品だと思いました。
こーゆートコもやはりカタログの写真では分からないんですよね。展示会に行って良かったー。
今後当店の通常在庫品にしていくつもりですのでお楽しみに♪
▶SON(ハブダイナモ)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
もうPRインターナショナルさんはPRドイツなのでは?
こちらもドイツブランドの「SON(ソン)」。ドイツの自転車用ハブダイナモメーカー。ハブダイナモは通学自転車やちょっと良いママチャリについている発電機能付きの車軸です。暗くなると勝手にライトが点くと思いますがアレの発電機です。
電池が要らずライトを付けることができるので毎日乗る通学自転車などにはうってつけのアイテムです。
しかし、
発電するということは車輪の回転のエネルギーをいくらか電気に変換するわけで、抵抗を極力減らしてより速く・より遠くへ走るためのスポーツ自転車との相性はあまり良いとは言えませんでした。実際、通学自転車などに使用されている車輪を軽く回すと、発電にエネルギーが使用されてしまうのですぐに回転が止まってしまします。
そのため、旅の途中バッテリーの充電が難しいブルベや長期間のツーリングをする一部の方向けの製品という状況です。
また、こちらのSONの製品もハブだけ手に持って手で軸を回そうとすると結構な抵抗感を感じます。なので今まであまり積極的にお客様にはオススメできないな、と思っておりました。
しかし、今回、
ハブダイナモだけの展示ではなく車輪として組み上がったサンプルがあったので回してみると…
思いの外回る。回り続ける。下手なルック車の車輪よりは余裕で回ってると思います。
確かにライトに電力を2.4W前後、送電ロスも含めると3~5Wくらいかそれ以上?取られてしまうと思うので抵抗にはなることは間違いがないと思いますが、さすがスポーツ自転車向けのハブダイナモ。極力発電以外のロスを減らそうという考えが製品を通してビリビリと伝わってきました。
もし通勤通学などで夜頻繁に自転車に乗られる方で、電池交換や充電に手間を感じる方がいらっしゃいましたらぜひこちらのハブダイナモをご検討してみてはいかがでしょうか?----------
というわけで前・中・後編にわたってお伝えしてきた展示会の模様は以上です!
ここには書ききれないような情報や書けない情報もあったりしますので、そんなお話にご興味ある方はぜひフレーシュまで遊びに来てください😁
また、この展示会郡と合わせて移動日や観光をした際の動画を後日アップロード予定ですのでこちらもお楽しみに!
今月も東京で展示会がありますので出掛けてまいります。
またブログ記事にしたいと思います。
ではでは。
じてんしゃ屋フレーシュ
藤田
皆様こんにちは。
じてんしゃ屋フレーシュの藤田です。
本日は1/24,25の「名古屋展示会郡」の模様をお伝えする続編です。
前編に引き続き気になった商品をピックアップしてご紹介致します。
前編をまだご覧で無い方はこちらもぜひ御覧ください。
【前編】
http://fleche2017.blog.fc2.com/blog-entry-227.html-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
名古屋展示会記2023【中編】-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆BESV JAPAN(完成車)
当店で一番人気の電動アシスト自転車メーカーです。「ベスビー」と読みます。
母体はパソコンのディスプレイを製造する台湾メーカーの「BenQ」グループの一角。得意の電気技術と台湾という自転車先進地が生み出した「Beautiful」、「Eco」、「Smart」、「VISION」を掲げる電動アシスト自転車専業のメーカーです。
特徴的なスマートデザインの自転車が多く、日本では「のん」(旧活動名:能年玲奈)さんがブランドアンバサダーを務めています。
今回ご紹介したいのはそんなBESVの姉妹ブランド「VOTANI(ヴォタニ)」。
もともとはオランダのブランドだそうで、今はBESV JAPANが日本の街並みに合うモデルとして企画・開発をされているそうです。
そしてそのVOTANIの新商品「F3」、「Q5」に試乗してきました。
▶VOTANI F3-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
すでに販売されている「H3」というカゴ付き電動アシストミニベロの折りたたみバージョンの自転車です。
これが思いの外良く気に入りました♪
BESVブランドから販売されている「PSF1」を当店でも試乗車として店頭に置いております。このPSF1、少しハンドリングに癖があり慣れれば気にならないのですが初めて乗られる方には若干違和感を感じる自転車でした。
しかしこちらの「F3」。同じようなコンセプトの自転車ですが、
違和感なくすぐ安定して乗ることができる自転車でした。
またアシストするためのモーターが前輪側つまりFFとなった影響か、
加速感もスムーズで軽快さマシマシに感じることができました(PSF1は後輪内蔵モーターなのでRR)。
それでいて予価ではありますが価格がPSF1よりも抑えられていて、非常にお買い得な自転車かと思います。
▶VOTANI Q5-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
こちらはすでに販売されている「Q3」を元に、車輪をインチアップ、バッテリーを大容量化したモデルとなります。
新型の軽量10.0Ah(360Wh)バッテリーを搭載し走行距離をアップ!充電時間もより短くなるよう強化されています。乗り心地は非常にパワフルで、ハンドルに取り付けられたスピードメーター以上の速度に感じました(クローズドコースだったため、校正していないサンプル個体だった可能性あり)。
▶BESV JG1-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
こちらは「BESV」ブランドのグラベルロードバイクタイプの電動アシスト自転車です。発売されてからかなり人気のモデルのようで、当店でも販売実績があります。
発売当初は暗めの緑色(オリーブ)のみの展開でしたが現在はサンドカラーが追加されており、
今回さらに「ホリゾンブルー」が追加となるそうです。

ブルーにオレンジの差し色でF1かなにかのモータースポーツのチームに似た配色らしいです(すみません、チーム名お伺いしたのに失念しました。分かる方には分かるカラーリングだそうです♪)。
◆フカヤ(旧・フカヤ産業)おそらく今日本で一番大きいスポーツ自転車系問屋さん(店主体感)です。最近社名が変わりました。前はフカヤ産業さんでした。
「MICHELIN」や「SelleITALIA」などの海外ブランドを始め、日本メーカーの「ミノウラ」の総代理店をやっていらっしゃいます。最近では自社ブランドの「DAVOS」が人気爆発中です。
フカヤさんには東京での修行時代大変お世話になっており、大学の同期でもう一人の中央大学サイクリング同好会会長Aさんが勤務されていたりして、店主は勝手に縁があると思っております😊(中央大学は多摩と後楽園にキャンパスがあり、それぞれにサイクリング同好会がありました。私は後楽園の方の会長でした。今年の箱根駅伝には白熱しました。)
▶CATEYE(ライト、他)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
皆様御存知のライトメーカーです。本業は道路に埋め込んだりくっつけたりしてあるあの反射板の製造です。
身の詰まった商品を数多く販売しており、手に持ったときの高級感・満足感があり所有欲を満たしてくれます。安心の国内メーカーというわけです。しかし、ちょっと"惜しい"製品を販売することもあるCATEYEなのですが、今回その汚名(?)を返上してくれる「俺たちユーザーが考えてた最強のライト」を見事開発、発売してくれました。
それがこちら。「CATEYE VOLT800neo & VOLT400neo」です。

「CATEYE VOLT」シリーズは、約10年前に販売が開始された人気モデルで、充電式バッテリーを採用した明るいライトです。
そしてこのシリーズの秀でた機能は、独自の"交換式"充電式バッテリーを採用したところです。
ライトは「充電式バッテリー搭載モデル」と「乾電池交換式モデル」に分けることができます。そしてそれぞれ、
《充電式バッテリー搭載モデル》…比較的明るい/比較的コンパクト/電池が切れると充電しなければならず、充電には時間がかかる
《乾電池交換式モデル》…比較的暗く最低限度の明るさ/明るくしようとするとサイズが大きくなる/電池が切れても交換すればすぐまた使用できる
という特徴があります。
もうお気づきかと思いますがVOLTシリーズは、充電式バッテリー搭載モデルのデメリットを独自の交換式バッテリーを使用することで解決した製品です。
夜通しのロングライドをするランドヌール(ブルベを走る人)、夜練習をするレーサー、旅するサイクリストを中心に人気を博しました。
そんなVOLTシリーズが発売されてからすでに10年弱。時代は変わってきました。
今回、そんなVOLTが時代に沿うよう改修&高機能化したわけです。
変更点を簡単にご紹介すると、
・配光を変更…対向車へ配慮した防眩配光/足元とカーブ先を照らし出せるワイド配光
・バッテリーの大容量化…夜通し使用できるロングバッテリーライフ
・上下逆さ取り付け対応…自転車の見た目をスマートにしつつも新開発の配光を活かすことが可能
・充電端子をUSB Type-Cに変更…持ち歩くケーブルを減らしつつ耐久性も向上非常に多くのアップデートが施され、正しくこんなライトを求めていた!を形にしていただけたわけです。
アルミ製ボディも引き続き採用で機能性と高級感を兼ね備えています。
当店にもすでに「VOLT400 NEO」が入荷しています。
「VOLT800 NEO」も近日入荷予定です。
下の写真は入荷したVOLT400NEOと旧VOLTの配光を比較したものです。
非常に見やすい配光になりました。
▶RIDEOASIS DeLaTRAIL(ケミカル)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
新しい潤滑剤です。面白いなーと思いました。
簡単にご紹介すると、カーボンナノチューブがチェーンを潤滑してくれるそうです。
確かに滑りの悪い金属…カギなどに鉛筆の芯を削った粉を付けると滑りが良くなると聞いたことがありますので、同じような原理なのでしょうか(鉛筆の芯は黒鉛なので炭素の並びはカーボンナノチューブのそれとは異なるとは思いますが)。
話は戻ってDeLaTRAILは独自のオイルにカーボンナノチューブを配合して、洗浄と潤滑を同時に行えるそうです。
さらに使用することで
オイルが切れてもカーボンナノチューブが金属表面を転がることで潤滑性能を発揮するそうな!
さらにさらに、オイルを使用しないタイプのスプレーもあり、そちらは揮発性のあるアルコールにカーボンナノチューブを混ぜてあり、吹き付けるとアルコールは揮発しカーボンナノチューブだけがチェーンなどの金属表面に残る仕組みだそうです。面白いですね。

既存のケミカルのように
オイルによって汚れを寄せ付けることがないので、キレイなチェーンを維持できるそうです。
耐久力は使用環境によりますが200~300kmくらいとのこと。
▶CRODER(クランク、他)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
お子さんにもご使用いただけるであろうクランク長が用意された製品を発見しました。
こちらクランク長《140mm》からのラインナップがあるそうです。純正チェーンリングは11s対応ですが、ダイレクトマウントのスパイダーアームを使用することで、シマノのチェーンリングなども使用できるようです。
スピンドルはシマノ互換なので導入へのハードルは低めかと思います。
クランク長を可変させられる製品もあります。
▶DAVOS & GHISALLO(フレーム、他)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
どちらもフカヤ自社ブランドのフレームです。
DAVOSはアドベンチャー系、GHISALLOはターマック系で、どちらもかなり
手頃なお値段でケーブル類をフル内装することができ、そのために必要なハンドルやステムまで付属しています。非常に高いコスパも魅力です。
DAVOSはのD-309は当店でもご用命いただいたことがあり、発売当初こそデカールに軽微なトラブルはありましたが価格の低さを感じさせない完成度で驚いた記憶があります。(すでに対策済み。)

GHISALLOの新型エンデュランスロードフレーム「GE-110」は、フレーム形状こそ昨今よくありそうなオーソドックスな見た目ですが、塗装に高級感あり所有欲を満たしてくれそうでした。
ロゴなども控えめでシンプルなのが個人的に好感触です。
割りと写真に近い色味ですので気に入った方は迷わずご購入いただいてよろしいかと思います😊
▶anpower(補給食)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
あの大手一社がほぼ独占していたと言っても良い補給食向け羊羹に競合が出現しました!
製造者は京都のお菓子屋さんで、社長さんがトライアスリートらしく、その経験を活かして開発したそうです。
今、このブログをサンプルで頂いた羊羹を食べながら書いていますが、某社スポーツようかんと
比較するとちょっと塩味が強めですね。運動しながらなどより強く感じるのではないでしょうか?(モグモグ…
味のまとまりでは某社スポーツようかんに分があるように感じますが、
anpowerにはBCAAや低分子化ポリフェノールなどが含まれており機能性が高いです。
単なるエネルギー補給、塩分補給では無く、運動するために必要な持久力を得たい方にはおすすめできるかと思います。

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またしても長くなってしまったので、ここで一旦切らせていただきます♪
本日は中編ということで、次回後編もお楽しみに😀
じてんしゃ屋フレーシュ
藤田
皆さまこんにちは。
じてんしゃ屋フレーシュの藤田です。
いつも当店をご利用いただきありがとうございます。
先日は、名古屋展示会&視察のため4連休をいただき、お客様にはご不便をおかけ致しました。
お陰様で実りある展示会遠征となりました。ご協力いただきありがとうございました!
さて本日はそんな名古屋展示会当日見てきた商品や様子をご紹介させて頂きます。
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名古屋展示会記2023-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

2023年1月25日。3年ぶりの名古屋です。
初めて藤田がこの土地を訪れた2009年以来、何かと縁があって訪れていた名古屋。
自転車業界に身を置くようになってからより身近になった街です。
人口は約230万人。濃尾平野の一角に居を構える政令指定都市です。非常に大きな街であり、幹線道路は軒並み両側6車線8車線、多いところは両側10車線もある大都市でJR東海の本拠地というのが個人的な名古屋の認識です。あとは味噌カツときしめんと手羽先とひつまぶしとあずきトースト、ナカモのつけてみそかけてみそ。
東京-大阪を繋ぐ要衝で、日本第2位の貿易港を持ちます。
そのためか名古屋には多くの自転車を扱う問屋さんが数多く存在し、コロナ禍以前、毎年この時期は名古屋の各会場にてメーカー、問屋さんが展示会を同時多発的に開催していました。
店主
藤田はこれを「名古屋展示会郡」と呼び、パスポートと金という翼を持たない
藤田にとって最先端で・生の最新情報を仕入れられる貴重な場として毎年楽しみにしています。
そんな名古屋展示会郡2023で見てきた、聞いてきた情報を簡単ではありますがご紹介させて頂きます。
今回はフタバさん、BesvJapanさん、フカヤさん、PRインターナショナルさんの展示会にお邪魔してきました。
◆フタバ(旧・フタバ商店)これまた皆さまご存知、当店イチオシ自転車ブランド「BMC」を中心に取り扱う卸問屋さんです。
▶︎SwissStop(ディスクブレーキローター)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
先日店主
藤田はディスクローターを交換したのですが、新たに選んだのはこちらの「SwissStop Catalyst PRO」でした。
SwissStopと言えばリムブレーキシューの「Yellown King」。特にリムブレーキ晩成のカーボンホイール装着車に対して、黄色いブレーキシューは当時オシャレかつホイールへの攻撃性も低く、しっかり止まると評判でした。(ホイールがダストで黄色く色付くのはある種のステータス)
ブレーキシューを変えるだけで自転車のグレードを一段階上げてくれるようなSwissStopが昨今のディスクブレーキ時代に合わせて販売しているのがこのディスクローター「Catalyst」シリーズです。

ローターは高グレードのステンレスを採用し、外周部はきっちり面取りすることで落車時などの怪我も防止。
センターロック方式の場合、インナーローターはグレードに合わせて3種類用意があり、上位グレードではアルミニウムを大胆に肉抜きして軽量化と放熱性を向上させています。

ディスクローターは正直な所見た目以外なかなかお客様に魅力を伝えにくい部類の商品ですが、実はメーカーによってかなり違いがあるようです。
今回のSwissStopについては、先ほどもご紹介した通り「しっかり止まる」ことができます。
ローター本体が
高品質ステンレスでガッチリしているためブレーキキャリパーからの制動力をしっかりと受け止め止まる事が出来ます。そのため
長距離走行や高速走行時のブレーキングの際に無駄な力を手から伝える必要がなくなる為、疲労軽減や安全マージンの確保に繋がります。
また、ローターがガッチリしているおかげで歪みが出にくく、歪み調整の頻度が減ります。どうしても落車や輪行時などにローターが横方向から押されてしまうことがあるのですが、それによってブレーキキャリパーとローターが常に接触してしまうトラブルに繋がります。この「Catalyst」についてはそれを防ぐ頑丈さがあります。
その他にも交換時期を目視しやすくするインジケーターも付いており、削れにくいので耐久性も高いそうです。
さらに!
現在購入者限定キャンペーンも開催しており、よりお得にGETできるチャンスとなっています♪キャンペーンの詳細についてはこちらから。
【キャンペーン詳細】
https://e-ftb.co.jp/news/10025/
▶︎すみません、ここまで何となく書き綴っていたらすでに長文になってしまいました💦ここからは簡単に紹介していきます💦-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
▶effeto mariposa(シーラント、他)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
チューブレスタイヤに注入するシーラントやタイヤ関連のアクセサリを数多く取り揃えるメーカーです。
当店でもチューブレスタイヤを組み付ける際にはご指定がない場合こちらのメーカーの「Caffelatex」を使用させていただいております。
非常に反応が早く、チューブレスで起こりがちな空気漏れを強力に防いでくれます。しかしながらその反応性の高さ故…内部で固着しやすいこと/環境負荷がある、という製品でしたが、それらを改善した製品「Vegetalex」のサンプルがありました。
実際にその流動性や見た目から製品の性質を伺い知ることができました。やはり実物を確認できるのは非常に勉強になります。

メーカー詳細はこちらをご参照ください。
【メーカー詳細】
https://e-ftb.co.jp/news/6364/▶FORCE(各種アクセサリ)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
チェコの総合パーツメーカーです。
比較的安価な価格でウェアから各種ツール、最近ではクロスバイクと、自転車本体も手掛けています。
フタバのFORCE、ライトウェイ(東京の問屋)のBBBといった感じでしょうか。
▶BMC(完成車、フレーム)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
おなじみのBMC。今更説明は不要ですよね?
今回初めて実物を確認できたモデルもありました。
こちら(この色初めて)とか、

こちら(このフレーム初めて)とか。

特にこの「Kaius01」は今年度発表された新型グラベル(砂利道)ロードバイクです。BMCのグラベルロードラインナップには「Unrestricted URS」シリーズもありますがURSが快適性を重視したモデルであるのに対して、Kaiusはグラベルで行われるレース向けのモデルです。
Teammachine SLRの技術を踏襲しつつより太いタイヤを装着できるようブラッシュアップされました。タイヤは実測44Cまでのタイヤをインストールすることができます。
実物の見た目はウェブサイトで見るより気持ち黄色みが強く感じました。
【BMC公式ウェブサイト】
https://e-ftb.co.jp/bmc/▶OGK Kabuto(ヘルメット、他)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
今年の4月1日より
ヘルメットの着用が全国的に努力義務化されます(栃木県は条例にてすでに努力義務化済み)。その影響でエントリーモデルを中心に品不足が深刻化しているようです。

当店ではフタバさんにご協力いただき、最新の納期情報をゲットできる体制がございます。
従業員の方への手配を検討中の企業様、レンタサイクル向けで大量のヘルメットが必要な方はお気軽にお声掛けください。
より納期が短く、お客様の使用方法とご予算に合ったヘルメットをご提案・ご準備させていただきます。
ニューモデルとしてはBMXなどストリートバイクに合うデザインの「CANVAS-CROSS」が発売となります。

また、婦人用ヘルメットとして"ヘルメット感"の薄い、普段着に似合うモデルも展開されておりますので、努力義務化にも違和感なくご対応いただけます。
▶VELOCI(フレーム、コンポーネント)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
VELOCI(ヴェローシ)はスチールバイクに特化した台湾ブランドです。
詳細は公式ウェブサイトをご覧いただくとして、
シンプルな中にこだわりや個性が垣間見えるデザインが特徴です。

また、クランクやホイール、ヘッドセットなど自社フレームに合うデザインのパーツを数多くラインナップしており、周りと同じロードバイクに乗ることに疲れてしまった方には共感を得られるバイクメーカーかと思います。

【公式ウェブサイト】
https://www.velocicycle-japan.com/▶Beeline(サイクルコンピュータ)-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

このデザイン、ご覧になったことがある方も多いかと思います。一時期Facebookの広告などでクラウドファンディングをしていたあのサイクルコンピュータです。
昨今多機能なサイクルコンピュータはたくさんありますが、このサイコンはシンプルなデザインながら最低限の機能を押さえつつも便利で面白い機能を付加した商品になります。
例えば画面内の自転車が傾きに合わせて動き簡易の斜度計として使用できるなど、
機能性と遊び心が同居しています。----------
とここまでで大分長くなってしまいましたので、ここで一旦切らせていただきます。
後編(中編?)もお楽しみに!
じてんしゃ屋フレーシュ
藤田
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